愛犬ブラウニーとの思い出を綴ったストーリー、「ブラウニー&ミー【命への向き合い方】」を書いたのが2022年8月。あれから暫くブログ投稿を休んでいました。その間何をしていたかというと、実は出版社と契約を結んで、商業出版の準備をしていました。そして、この度、晴れて「つむぎ書房」という出版社から正式に本を出す事になりました。商業出版に至った経緯はまた別の機会にご案内したいと考えています。
本のタイトルは「アメリカ大自然を走る ~アラフィフからの自分探しの旅~」。その名が示す通りランニングものですが、所謂スポ根やハウツー本からは程遠い内容です。HPに載せた作品紹介はこんな感じ。
“子育てがひと段落してホッと一息。仕事でも先が見えて来た。ふと気が付けば、「自分の居場所がない、これから何をしよう」という戸惑い。これが俗に言うミッドライフ(中年)クライシスだろうか・・・。この本は私のランニング・ストーリーを通して、そんな悩みを持つ同世代の人達に贈る応援メッセージです。人生に真面目に向き合ってこなかったチャランポラン中年男が自然の素晴らしさを語り、そして問い掛ける。精一杯人生を楽しんでいるかと。
学生時代のクラブ活動は辛い練習に耐えきれずギブアップ。学業も途中で投げ出し、仕事に就いても長続きしない。何をやっても中途半端な男が、知人にそそのかされてアメリカへ。目的無く悶々と過ごす日々、そして向かった先は・・・南米コロンビア、そしてメキシコ。
国際結婚、子育て、仕事上のストレス。多忙な毎日を送る中で、偶然始めたランニングが人生を変える。気が付けば、独り山の中を走る事が日常となっていた。夜通し野山を走る男は闇の中で何を考えるのか。無人の荒野を駆ける男の目にはどんな景色が映っているのか。その男を突き動かしているモノは何なのか。“
自らの生い立ちやコンプレックスに向き合う等身大の中年男の心の内を曝け出しています。ランニングに興味が無い方でも「頑張るのも悪くないな」と、何か新しい事を始める切っ掛けになればと思い、恥ずかしさを堪えて正直に、飾らずに、一生懸命書きました。アマゾンで販売していますので、是非読んでみてください!
目次:
プロローグ:ミッドナイトラン
第一章:昭和40年代 【8歳くらい】 in 東村山 銭湯からの帰り道
We are not rich by what we possess but by what we can do without. –
Immanuel Kant
第二章: 2011年 【40代半ば】inロサンゼルス オリジン・ストーリー
It always seems impossible
until it is done. – Nelson Mandela
第三章:昭和50年代 【10代後半~】in 東京 迷える子羊は何処へ行く?
We feel free when we escape –
even if it be but from the frying pan to the fire. – Eric Hoffer
第四章: 2011年~2015年【40代半ば~】inアリゾナ 臆病者がアイアンマンを目指す
What doesn’t kill you makes stronger.
- Kelly Clarkson
第五章:1988年 【20代前半】 in ジョージア アメリカに住む。それで?
Life is 10% what happens to
you and 90% how you react. – Tony Robbins
第六章:2017年 【50代前半】 in ブラックキャニオン 雨のアリゾナ100㎞
What
would life be if we had no courage to attempt anything? - Vincent Van Gogh
第七章:1991年 【20代半ば】 in コロンビア 何かを求めて三千里・アンデスを行く
If you don’t know where you
are going, any road will get you there. – Lewis Carroll
第八章:2019年 【50代前半】 in グランドキャニオン 大渓谷横断R2R2Rラン
Courage is grace under
pressure. – Ernest Hemingway
第九章:1992年 【20代半ば】 in ペルー 何かを求めて三千里・アンデスを行く Vol.2
Sometime it is the journey
that teaches you a lot about your destination. – Drake
第十章:2019年 【50代前半】 in 北カリフォルニア 100㍄レースde山の精霊と遭遇
We are products of our past,
but we do not have to be prisoners of it. – Rick Warren
第十一章:1993年~2007年 【20代後半~】
in メキシコ サボテンと太陽の国で14年
The fear of death follows the
fear of life. A man who lives fully is prepared to die at any time.
– Mark Twain
第十二章:2004年頃 【30代後半~】 in イエローンストーン 海を渡った家族の愛の物語
What we have once enjoyed we
can never lose. All that we love deeply becomes a part of us.
– Hellen Keller
第十三章:年2007年 【40代前半】 再びアメリカへ。
Life is a box of chocolates,
you never know what you are going to get. – Forrest Gump
第十四章:2020年~【50代半ば】 in デスバレー 摂氏55度の灼熱地獄を走る
Live as if you were to die
tomorrow. Learn as if you were to live forever. – Mahatma Gandhi
第十五章:困難を乗り越えて
Running away bever makes you
free. – Kenny Loggins
第十六章:2020年~
inザイオン・キャニオン 夫婦揃って、なんちゃってデュアスロン
Happiness is not the absence of problem; it
is the ability to deal with them. – Steve Maraboli
第十七章:アイデンティティーとはなんだろう
What you do is who you are. –
Ben Horowitz
第十八章:2020年~ in ジョシュアツリー 風の囁きを聞け
Being brave is not absence of
fear. Being brave is having that fear but finding a way through
it. – Bear Grylls
第十九章:他人には分からない。だからこそコンプレックス
Happiness is overrated. There
has to be conflict in life. – Brad Pitt
第二十章:2020年~
inホイットニー山 アメリカ本土の最高峰にて
It is not the mountain we conquer but
ourselves. – Edmund Hillary
第二十一章:Why do I run ?
If I’m fee, it’s because I’m always running.
– Jimi Hendrix
第二十二章:2020年~ in北カリフォルニア 100㍄レース再び。ゴールの先で待っていたも
のは?
Running an ultra is simple, all you have to
do is not stop. – Dean Karnazes
第二十三章:2020年~ in南カリフォルニア トレイルに潜む地表のミミズとピンクの羊
Do or do not. There is no trying. – Master Yoda
第二十四章:2020年~ in レッドロック・キャニオン レッドロックの真ん中で将来の夢を思う
Yesterday is the past,
tomorrow is the future, but today is a gift. That is why it is called the
present. – Bill Keane
第二十五章:故郷の東村山を一人走る時に思う事
A man’s real possession is his
memory. In nothing else is he rich, in nothing else is he poor.
– Alexander Smith
第二十六章:命への向き合い方 愛犬ブラウニーが逝ってしまって
Love the life you live. Live
the life you love. – Bob Marley
エピローグ: ナバホ・ネイションに想う
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