Day 3:グランドサークルの旅、3日目の朝はモニュメントバレーのビュート越しに拝む朝焼けから始まります。朝日に染まる谷はナバホの聖地と呼ばれるに相応しい神々しい美しさ。

グランドサークルを一週間で、その1.モデルコース編はこちら
http://nick-d.blog.jp/archives/14952112.html

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(空が白み始めビュートのシルエットが薄っすらと見えてくる)

私が始めてこの地を訪れたのは、かれこれ
30年ほど前の夏。当時はジョージア州アトランタに留学中。夏休みを利用して、いつ故障してもおかしくないオンボロ車でアメリカ一周の貧乏旅行。主な食事はツナ缶とパン。モーテルのプールに忍び込んでシャワーを浴びて、夜は車の中で寝泊り。モニュメントバレーでもビュート脇のホテルでの宿泊は夢のまた夢。
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(ビジターセンター横のテラスからの眺め。映画のシーンのよう。下に見える白いっぽい道はバレードライブ)
 

2度目は、20数年前の秋。グランドキャニオンの谷底キャンプの直後。夜明け前にコロラド川沿いにあるブライトエンジェルキャンプ場を発ち、午後の早い時間に何とかサウスリムに到着。その足で疲れた体に鞭を打ち、一路モニュメントバレーに向かいました。到着は、すっかり暗くなってから。当時は、ビジターセンターも小さく、宿泊施設も無くもなく、唯一あったのはキャンプ場。現在のザ・ビューホテルのあたりだったと記憶しています。シャワー施設は完備していたもの、疲れすぎていてシャワーどころではなく、夕食のスパゲティーを平らげて、すぐさまテントに潜り込み就寝。

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(当時あったキャンプ場からのなんとも贅沢な眺め)
 

一夜明けて朝になると、目の前にテレビや映画でお馴染みのビュートが立ち並んでいて度肝を抜かれたのを良く覚えています。その後も、季節を問わず幾度と無くこの地を訪れていますが、いつ来ても新たな感動があります。

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(雪化粧のモニュメントバレー)
 

3日目も早起きをし朝日に染まるモニュメントバレーの絶景を堪能。朝食を済ませた後は、バレードライブと呼ばれるダートロードに繰り出します。ジープでのツアーもありますが、時間に縛られず、自由に行動できるよう自身で運転するのをお勧めします。雨や雪でよっぽど道がぬかるでなければ、通常の乗用車で何とか走れます。
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(ナバホの人たちが催行するツアーでしか立ち入れない所もある)

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バレードライブに車を乗り入れると、そこは西部劇の世界。馬と一緒に生活するナバホの人達の姿も見かけます。写真を撮りながらのんびりと過ごすと、あっとう間に2〜3時間が過ぎてしまいます。その間は開拓時代にタイムスリップしたような至福の時を過ごすことが出来ます。高い物で300mもあるビュートに囲まれた赤土の谷は驚くほどの静寂に包まれています。
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(馬と共に暮すナバホの人達)

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(ノースウィンドゥと呼ばれるポイントからの眺め。静寂を破るのは時折ビュートの間を吹き抜ける風の音)

バレードライブには多くのビューポイントが点在し、それぞれ異なった景観を楽しむ事ができます。途中、ナバホの人が作った民芸品を売るスタンドもあり、悪夢を捕まえてくれるというドリームキャッチャー等も売られています。

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(30年前に初めてこの地を訪れた時に撮ったアーティストポイントからの風景)

午前中いっぱいモニュメントバレーの絶景を心ゆくまで楽しんだ後は、後ろ髪ひかれる思いで次なる目的地、アーチーズ国立公園へのベースキャンプとなるモアブへ向かいます。その前に、もう1つお楽しみが待ってます。
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(モアブまでは163号線で北東へ向かい、その後191号線を北上で約200km、2時間30分の道のり。途中での立ち寄りを含めて約3時間)

ワンポイントアドバイス

1.宿泊先
ビュートが目の前にそびえ立つ、窓から絶景を臨めるホテル/ロッジが2件あります。
詳しくは2日目の章にて。
モニュメントバレーの宿泊先
 
2.上は霧でも下は青空。
雪の降った翌日の朝、濃い霧に見舞われてビジターセンターで暫く足止めを食った事があります。痺れを切らせて、パークレンジャーに駄目モトで天気の見通しを聞いてみたところ、ビジターセンターのある高台は濃霧でもバレードライブでは青空の時もよくあるとの事。また逆にビュートの周りだけに霧が滞っている事もあるとか。騙されたと思って車に乗ってダートロードを下って行くと、まさかの青空。珍しいことではないようなので、霧で立ち往生という時でも、安全が確認できれば取りあえずバレーに降りてみるという選択肢もあります。
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(同日、2時間程度後の写真。今度はビュートの周りに濃い霧が漂っている)

3.ナバホの犬に注意
ナバホの人達は犬を放し飼いにしています。ある朝いつもの様に早起きして気持ちよくランニングしていると、周りから犬が何匹も吼えながら近づいてきて、あっと間に4匹。そのうちの一匹にふくらはぎを噛まれたと言う経験があります。幸いにも小さめの犬で大事に至らず、そのままランニングを続けて帰り道。さっきの小型犬4匹に加えて、さらにもう一匹。今度はかなりの大型犬。「勘弁してよ~」と泣きが入りましたが、遠巻きに吼えていただけで近づいて来ずホッと一安心。山中を走る時は熊対策のペッパースプレーを携行するのですが、まさか、こんな所で動物に襲われるとは・・・朝からナバホの地をランニングする旅行者が多くいるとは思えませんが、外出時には
充分注意して下さい。
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(ビュートを眺めながら気持ちよく走っている時に犬に襲われる羽目に・・・)

4.フォーレストガンプ・ポイント
映画でフォーレストガンプがアメリカ中を走り、最後に「もう疲れた」の一言を残し走るのをやめて引き返す有名なシーンがここ。モニュメントバレーから163号線を数キロ北東に向かった所。道端にはフォーレスガンプのポイントとの立て看板があります。是非お立ち寄りを。

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(映画フォーレストガンプより)

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(フォーレストガンプのファンとしては、当然ここで、ここでお決まりの一枚)

4日目のモアブを中心にした、アーチーズとキャニオンランズの続きはこちらから。
http://nick-d.blog.jp/archives/15703405.html

By Nick D