多くの人には、そんなに大変な思いをして走って何が面白いの?と、とても理解できない世界ですが、世の中には多くのウルトラ・マラソンと呼ばれる大会があります。42kmを越える距離を走るものは全て、ウルトラ・マラソンと一括りに呼ばれますが、50kmから始まり、多くは切りのいい数字で50マイル(80km)、100km、100マイル(160km)と続き、更に長い距離もあります。
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写真:Twitter@iRunFarより

それらのウルトラ・マラソンの中で、世界最初の100マイル・レースと言われるのが、
Western State 100-Mile Endurance Run.  略してWestern State100、 またはWS100


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トレイルランニングランキング

Western-States
カリフォルニアとネバダの州境にあるレイク・タホ湖畔のスクアー・バレー(
Squaw Valleyというスキーリゾートをスタートし、シエラネバダ山脈を超え、100.2マイル(160km)の彼方にあるアウバーン(Auburn)を目指すレース。スタート地点の標高は1920m、そこから一気に2560mまで駆け上がります。その後、アップダウンを繰り返し、累計での上りは5500m、下りは約7000m。
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写真:DPREVIEW.COMより

コースは、残雪の峰々、40度の灼熱の渓谷、数々の川渡りありの壮絶なコンディション


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写真:runwenatchee.comより

制限時間は
30時間。24時間以内の完走者は、シルバー・バックルの名誉が与えられます。

 
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写真:Twitter@Wester States 100より

始まりは1955年の馬による24時間耐久レース。1974年より馬から人に代わり世界初の100マイルのフット・レースとなり、それ以来多くの伝説が生まれてきた世界中のランナーが集うレース。

 

毎年6月末に開催され、レース参加者は360名程度と少人数。事前に定められたレースを制限時間内で完走したランナーだけが申し込み権を得ることが出来ます。伝説のレースであるため、毎年多くのランナーが申しみ、抽選の倍率はなんと50倍以上。他のレースで上位に入ったエリート・ランナーはその限りではありませんが、その他のランナーは申し込みをし幸運を祈るのみ。

過酷で有名なレースではありますが、私もウルトラ・マラソンナーの端くれ。一度は参加してみたいと思っています。幸い
2年連続で規定時間内で完走したブラック・キャニオン100kmウルトラで、申し込みの権利はゲット。今年は113日に受付が始まります。昨年も申し込みをしたのですが、50倍の競争率に阻まれてアウト。2年目からは、前年度分の持越しがあり、抽選券が2枚、3年目は3枚と増え、確率は徐々に上っていきます。よって、2年目の申し込みである今年の11月は約25倍の倍率に望むことになります。

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(去年の倍率。1 Year 52 (2658)は、一年目の申し込み者2658人中、52人が当選と言う意味。7年連続で申し込んだランナーは8人。そのうち7人が当選。泣くに泣けないのは落選した1名。)

正直、この過酷な100マイル・レース完走の自信はまったく無く、万が一当たったらどうしよう、と言うのが本音。それでも何年か後に夢を現実のものとするために、倍率を下げるべく、申し込みの権利があるうちは続けるのみ。113日に申し込んだ結果は121日発表。。幸運(?)にも当選したら、その時にまた考えればよし。と言うことで、今年もまた申し込みます。乞うご期待!

後日談:
2回目となった2019年レースの抽選ですが、今回も残念ながらというか、予想通りというか、当選しませんでした。2018、2019と二年連続で走ったブラック・キャニオン100kですが、2019年度は参加しません。代わって、11月に開催されるRio del Lago100という100マイルレースに申し込みました。見事完走できれば、3度目となるWS100の申し込み資格をゲットする事が出来ます。初の100マイル、走りきれるといいのですが・・・ 

トレーニングの様子は、ウルトラマラソン・課題細分型トレーニングて:
http://nick-d.blog.jp/archives/17145642.html


後日談その2(2019年12月):
11月に行われた100マイルレースを無事完走して、3度目となる申し込み権を獲得しました。しかし残念ながら、
2020年のレースは万が一当選しても、ちょっと事情があり、参加できそうもないので、One-Time Lottery Byeと呼ばれる、先送りの裏技を使いました。この「裏技」が何かと言うと、連続申し込みによって得られる「持ち越し権」を先延ばしできる権利。但し、使えるのは一生に一度のみ。私の場合は、2020年レースへの申し込みが3度目になり、抽選券を3枚貰える筈ですが、これを一年パスして先延ばし。手続きを取らなければ、改めて一年目からとなるところを、裏技を使うことによって、2021年の申し込みの際には、3枚の抽選券を得られます。当然、申し込みに当たっては、改めて出場資格を得るためのレースを完走する必要があります。詳しは、こちらのサイトから:https://www.wser.org/lottery/one-time-lottery-bye/


ちなみに、2020年レース抽選の倍率は更に上がて、なんと一年目は約95倍。3年目も18倍から21倍になりました。来年はさらに上がる事でしょう。夢のWS100は、夢のままで終わってしまいそうです。トホホ。
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無事完走したRDL100のレポート、「100マイルレースを楽しもう。その1、山の精霊の巻」
は、こちら:
http://nick-d.blog.jp/archives/20227730.html

By Nick D