今回は120年以上の長が〜い歴史を持つボストンマラソンについて。
始めに、念願のボストン・マラソン出場権を獲得されたランナーの方々、おめでとうございます。

 image
写真:www.wbur.org/newsより

フルマラソンをそこそこのタイムで走り、ランナー仲間が増えてくると、アメリカではボストン・マラソンの話が良く出るようになります。ボストン・マラソンは、
1897年に始まった世界で最も古い歴史ある大会。由緒あるレースであるとともに、出場資格が厳格なのでも知られています。

にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソン(サブ3.5)へ
にほんブログ村

レースは毎年4月の3週目の月曜日、
Patriots’ Dayに開催れます。出場資格は、認定されたレースを、年齢ごとに厳格に定められたBQと呼ばれるBoston Qualifying Time以内で走って漸く、申し込み資格が得る事ができます。更にそこから、グループごとにタイムの早いランナー順に選ばれる、かなりハードルの高い大会です。ボストン・マラソンに参加することでエリート・ランナーの仲間入りと言われる所以もその辺りにあります。

各地で開催されるマラソン大会のゼッケン受け取りのエクスポや、ゴール後のビアーガーデンでボストン・マラソンのウインドブレーカーを着ている人を時折見かけます。皆、誇らしげに胸を張っているよう。私の他にも、多くのランナーたちが彼らを憧れのまなざしで見ているはず。
 

普段は、楽しく走ることをモットーにしている私ですが、ロゴ入りウインドブレーカーの魔力もあり、一度だけBQを狙ってみる事にしました。50~54歳の年齢枠なのでBQは3時間30分。それまでの自己ベストが、3時間51分。と言うことで、21分以上の短縮を目指して、トレーニングを始めました。当時、息子が通っていた中学校の陸上部の先生に進められて、Hansons Marathon Method  https://hansonscoachingservices.com/ というトレーニング方法を導入。

image
 

因みに、30代前半のその陸上部の先生は、初めてのBQ狙いで、3時間ちょっとのタイムで、見事BQ達成。翌年ボストンに行きました。 
 

導入したメソッドは、400㍍トラックを周回するスピードトレーニングもあり、かなりキツイ内容。毎週月曜をスピード練習の日と定めましたが、月曜になるたびに憂鬱になり、楽しく走るには程遠い状態。それでも「一度はボストン」と言うことで、我慢を重ねて約6ヶ月。仕上がり具合もよく、体調万全で、満を持して選んだレースは、ユタ州のレッド・ロックに囲まれた大自然の中を走るセント・ジョージ・マラソン2016 (Sr. George Marathon) 。レースのオーガナイズも評判が良く、全米ナンバーワンに選ばれたこともあると同時に、下り坂の早いコースでも知られているレース。

image

スタート地点での待ち時間は焚き火を囲んで過ごし、日の出前の6:45amにスタート。
ディズニーランドのビッグサンダー・マウンテンのような赤い色をした岩の、ユタならではの景観を楽しみながらのランのはずが、タイムばかり気になり途中の記憶は殆ど無し。最後の1マイルは、息子が併走してくれて感動のBQゴール、と思いきや・・・

image
写真:worldsmarathon.comより 


結果は、何と9秒オーバーの3時間30分9秒で涙を飲みました。トホホ。
 

一度限りの挑戦と思っておりましたが、こうなると後には引けないのが性分。次に選んだレースは、約一年後のベンチューラ・マラソン(Ventura Marathon)
0F331EB6-08F9-4124-8992-BF4349F8FE6B
(山間の町オハイからビーチ横のゴールまで、ほぼ一本道のサイクリング道路を走る)

開催場所は南カリフォルニアで、家からも一時間程度。既に数ヵ月後の100㌔のトレイルレースにエントリーしていたため、トレーニングは、どちらかと言うと長距離の走り込みがメイン。トラックでのスピード練習に代えて、上り坂ダッシュなど、自前のメニューで調整を行い、体調万全で2度目のBQ挑戦日を迎えました。オハイ
(Ojai)という山間の小さな町からベンチューラ・ビーチまでの緩やかな下り坂。結果は3時間28分20秒。見事、1分40秒の余裕を持ってBQ達成!
image

この記録を持って、つい先日、(2018年9月17日)にオープンとなった2019年4月開催のボストン・マラソンの申し込みに望んだわけですが、結果は本日現在、未だ来ておらず、首をなが~くして待っている状況。今週中には結果が出ると思うのですが、若干1分40秒の下回りでは余り期待できず。長い一週間になりそうです。

BQ狙いもあってロードでのレースも走りますが、何時もはトレイルを主に走っています。雑誌に取り上げられたグランドキャニオン南北リム往復72㎞ランのレポートがあります。興味があれば、こちらをどうぞ:http://nick-d.blog.jp/archives/18086340.html

 

ワンポイント・アドバイス 

(未だボストンに参加したことがないランナーからの、余り当てにならないアドヴァイス)
 

① BQタイム

ボストン参加資格を得るBQは、年齢・性別ごとに以下の通りとなっています。対象となる年齢は、参加資格を得るためのレースを走ったときの歳ではなく、翌年4月のボストン・マラソン開催時の年齢となりますのでご注意を。エイジ・グループの境目の方は、5~15程度のエクストラ・タイムがあります。
 image
 

追記: 2020年以降のボストン参加資格が変更になりました。新たなBQはこちらにて
http://nick-d.blog.jp/archives/12416456.html

 

② 申し込み日

申し込みは、例年9月の第2月曜日あたりにBQタイムより20分以上早いランナーのから始まり、その週の半ばに10分以上、続いて5分以上となります。参加枠に余裕があれば、その翌週からBQランナー(主に4分59秒未満のランナー)すべて申し込み可となります。タイムによって申し込み日が異なるので、見逃さないように要注意。申込日を教えてくれる便利なサイトもあります
http://registration.baa.org/2020/cf/public/iframe_RegCalc.cfm

 申し込み用のサイトはこちら

https://www.baa.org/races/boston-marathon/enter/registration

③ BQ=参加資格ではない

その昔はBQを達成すれば殆ど皆がレースに参加できた様ですが、最近は参加希望者が多く、念願のBQを達成しても参加者枠に入れないランナーも多いようです。(私も、恐らくその一人)2018年レース参加者は、3分程度の余裕が必要だった様です。毎年、参加希望者が増加していることを考えると、参加資格を絶対のものにするには5分以上の余裕を持ってゴールする必要がありそうです。

By Nick D