ロサンゼルス発・トレイルランナーのアウトドア・アドベンチャーblog

中南米での十数年の生活を経て流れ々辿り着いた安住の地ロサンゼルス。今はトレイルランに嵌って野山を駆ける毎日。マラソン、トライアスロン、国立公園でのキャンプなどアウトドア大好き。少しでも多くの人がアウトドアを通してより豊かな人生を送れるよう役立ちそうな情報をお届け。

2020年3月8日(日)、世界各地でマラソン大会や大規模なイベントが相次いでキャンセルされるなか、ロサンゼルス・マラソンは、カリフォルニアらしい絶好のマラソン日和のもと華やかに開催されました。当日は最低気温約10度、正午の気温が18~19度。薄曇りながら、時折パームツ ...

アメリカで最も高い山といえば、アラスカにあるデナリ山。標高は6,190m。かつてはマッキンリー山と呼ばれ、冒険家の上村直美さんが還らぬ人となった山としても知られています。アメリカ峰々の上位10位までは全てアラスカ州にそびえ立っています。さて、アラスカを除くアメリ ...

アスリートの中にはレースが好きで、次から次へと多くのレースに参加する人も多い。一方、私はと言うと、年中行事の様になっているロサンゼルス・マラソンなど、幾つかのレースは除いて、チャレンジングなレースは一年に一度と決めている。「チャレンジング」の定義は、過去 ...

ヘッドランプが照らし出す小さなエリアだけを、長時間に渡って見ていると、光が当たる部分が、実在する世界の全てである様な錯覚に襲われる。ゆっくりと前に足を進めると、周りにある小さな世界が自分と一緒に移動して来るような、不思議な感覚だ。左腕のガーミンは、スター ...

川沿いのトレイルは山道に変わり、やがて急勾配の登りとなった。背後の夕焼け空は既に色褪せて、夜の訪れを告げている。気温も下がり始めた。開けた場所で立ち止まり長袖のレイヤーを着込む。帽子のつばを後ろ向きに変え、ヘッドランプを装着し夜の準備をする。まだ暫くはラ ...

ウルトラマラソン参加は今回が初めてではない。過去に、50㎞、100㎞を幾度となく完走している。トレーニングでフルマラソン以上の距離を走る事も珍しくない。一方で、これまでのレースの制限時間は100㎞ウルトラで20時間、アイアンマンでも17時間。今回の30時間と比較すると ...

お先真っ暗とはまさにこの事である。空には満天の星が輝き、北斗七星が道しるべになるべく語り掛けているが、迂闊にも真夜中に道に迷って、狼狽えるランナーの役には立たない。前方は漆黒の闇。後方はというと、光がすべてブラックホールに吸い込まれた異次元区間のような世 ...

走るという行為は極めてプリミティブな行為である。そして、そのプリミティブな行為を楽しいと感じる人が世の中には少なから存在する。私自身もその一人。人間の快楽の多くは、食べる事や性行為といった生存に直結した動物の本能に近い部分で感じるもの。ホモサピエンスは直 ...

往路ではきつい勾配に喘ぎ、背後の景色を楽しむどころではなかった。下りでは先程とは打って変わって気持ちが高揚している。軽いステップを踏みながら絶景を楽しむ余裕もある。顔を真っ赤にして上ってくるハイカーにも元気よく挨拶。と思いつつ、苦しむ人達を横目に、自分だ ...

谷は漆黒の闇に包まれ、見えるのはヘッドランプの明かりが照らし出す小さなエリアだけだ。先程までぼんやりと見えていた巨大な怪物のような岩影は、夜のとばりが下りるのと共に姿を消した。グランドキャニオン、サウスリムに向かうブライトエンジェル・トレイル。4時間前に谷 ...

30時間というのは、かなり長い時間である。日常生活であれば、朝起きて朝食をとり、出勤して、午前中の仕事をこなし昼食。その後、午後の仕事を行い退社。自宅に帰り夕食。そして少しテレビでも見て就寝。翌日また起きて朝食、出勤、昼食。このあたりでようやく30時間となる ...

子供の頃に読んだ本で、時が過ぎても心に残っているストーリーと言うのが誰にでも一つや二つはあるもの。何かの拍子にふっと思い出して懐かしい気分に浸るような。シートンの動物記シリーズの1巻、狼王ロボ。2巻、灰色熊ワーブの冒険(あるいは灰色熊ワーブの一生)は、私に ...

東京駅から西に向かうと、神奈川県を通り抜け、富士山麓を通り越し、静岡市も越えて焼津市あたり。方角を変えて北に向かうと、宇都宮を越えて、日光も越えて、那須塩原も越えて、福島県の白河市あたり。これらが何かと言うと、東京から直線で100マイルの距離。  これまで、 ...

1990年代のコロンビアは、FARCと呼ばれる反政府ゲリラが山間部やジャングルを中心にゲリラ活動を展開していた時代。時には首都ボゴタなどの都市部でも自動車に起爆装置を仕掛けたコチェボンバと呼ばれる、自動車爆弾でのテロ行為が行われていた。FARCとはFuerzas Armadas Rev ...

寒さで震えが止まらない。手足の震えだけではない。歯もガタガタと音を立てている。5時間以上も降り続いた雨が、頭から爪先に至るまで全身を覆い、体は芯まで冷えきっている。濡れた体でのバイクは、気化熱でコンスタントに体温が奪われるため、時間の経過に伴い、体の表面の ...

中学・高校の校内マラソン大会はいつも仮病でサボり、体育の1500m走ではダラダラ歩きで先生から怒鳴られたりと、走る事とは全く無縁の青春時代。フルマラソンを走るような人達は、若い頃から熱心に運動を続けていたり、持って生まれた身体能力の高い、自分とは違う特別な人達 ...

1992年当時、私はジョージア州アトランタから南米コロンビアに住まいを移し、標高約2600mのアンデスの高地にある首都ボゴタで、学生として過ごしていました。1623年に設立されたハベリアナ大学という由緒ある大学に籍を置き、その間ビザの関係もあり隣国のエクアドールに足 ...

Day 6: ザイオンキャニオン。  グランドサークルの旅6日目は、私のお気に入りザイオンキャニオン国立公園(お気に入りが多いのですが・・・)。ザイオンキャニオン国立公園はコロブとザイオンの二つのセクションに分かれており、異なったエントランスからのアクセスとなり ...

Day 5: ブライスキャニオン。 今回のモデルコースでは、前日はモアブを午後に発ち4時間半のドライブ。漸くブライスキャニオンに到着した頃には、辺りは真っ暗です。実はブライスキャニオンは人里離れた土地柄、夜の闇の深さで知られており天体観測が盛ん。月の無い晴れた夜 ...

Day 4: アーチーズとキャニオンランズのベースとなるのはモアブ。国立公園の類が至る所に点在するユタ州にあっても、モアブはアウトドア派にとって天国のような場所。夏は連日40度を越える猛暑となるので、春と秋がモアブの最も人気のある季節。ハイキング、マウンテンバイ ...

Day 3:グランドサークルの旅、3日目の朝はモニュメントバレーのビュート越しに拝む朝焼けから始まります。朝日に染まる谷はナバホの聖地と呼ばれるに相応しい神々しい美しさ。グランドサークルを一週間で、その1.モデルコース編はこちらhttp://nick-d.blog.jp/archives/149 ...

Day 2:グランドサークルの旅の初日は、ラスベガスを発って、フーバーダムで巨大な建造物に驚愕し、グランドキャニオンサウスリムで感動の夕日を鑑賞し、園内に宿泊。一夜明けて二日目は、早起きをして先ずは、朝日に染まるグランドキャニオンの絶景と大自然が織り成す光と影 ...

Day 1: アメリカの雄大な大自然の象徴といえば、何と言ってもグランドキャニオン。渓谷の全長は400km以上。幅は一番広いところで約29km、コロラド川の水の侵食で深さ1,800mまで削られた谷底の地層は遥か20億年前のもの。地球の歴史を垣間見ることが出来るタイムマシーンであ ...

グランドサークルは、アリゾナ州、ニューメキシコ州、コロラド州、ユタ州、ネバダ州の5州を跨ぐアメリカ最大の国立公園および国定公園(ナショナルモニュメント)の集積地。総面積は約330,000平方㌔メートル。東京を中心に浜松までを半径として円を書いた程度の大きさで、関 ...

鉱山の町ポトシはボリビア南部のアンデス高地の山間にある小さな町。標高は何と4067m。歴史から忘れ去られたようなこの町、16世紀には世界有数の鉱業の町として繁栄を謳歌していました。町外れにはスペイン語で豊かな丘を意味する、セロリコという鉱山があります。当時、 ...

イチゴ畑でのデビュー戦から、レースの度に毎回スイムやバイクで素人ならではの苦労。ボロボロになりながらも徐々に距離を伸ばし、ワイルドフラワーで裸の集団に応援されながらロングコースを完走し何とかトライアスリートの仲間入り。 ストロベリーフィールドでのトライア ...

世界中から観光客やハイカーが訪れるグランドキャニオン。感動のパノラマが広がる脅威の大自然。折角行くのなら、少しでも渓谷内に足を踏み入れて、様々な角度から大渓谷を楽しみたいもの。一度トレイルを歩き始めると、角を曲がるたびに感動の光景が広がり、更に、朝夕は陽 ...

最近の高尾山は外国からの観光客でとても賑わっていると聞いていたが、平日の早朝のためか高尾山口駅前も人はまばら。普段はロサンゼルス近郊の乾燥した野山を走っているが、今回は姪っ子の結婚式出席のため一時帰国。この機会を利用して以前から一度は走りたいと思っていた ...

新緑に彩られ、雪解け水で水量が増したマセッド(Merced)リバー、轟音を立てて流れ落ちる滝々。春から初夏にかけてのヨセミテ国立公園の美しさはよく知られています。その一方で冬のヨセミテは訪れる人も少なく、知る人ぞ知る神秘的な天国を思わせる、想像を超える美しさ。 ...

ブラジルでの念願の初ハンググライダーでは、リオデジャネイロのビーチを上空から堪能しながら颯爽とイパネマビーチにランディング。一方、メキシコでのパラグライダーでは上昇気流に煽られ、揺れまくりで船酔いならぬ、パラシュート酔いで空中ゲロ寸前。子供の頃から空を飛 ...

インカトレイルを経てマチュピチュへの旅を終えると一路、高山列車に乗ってプノへと向かいました。プノはボリビア国境に程近いチチカカ湖畔にある街。標高は海抜3800mを超えており、富士山頂よりも高いところに位置します。 (インカトレイル、マチュピチュへの旅は、こち ...

ワイルドフラワー・トライアスロンは、トライアスロンを主としたアウトドアスポーツの祭典。様々な距離のロードのトライアスロンを始め、オフロードトライアスロン、トレイルラン、オープンウォータースイム、サップ等など、様々なスポーツ競技の大会が毎年5月の一週目の週末 ...

1992年冬、隣国のエクアドールから陸路でペルー入りしてから約一ヶ月。バスや高山鉄道を乗り継いで、漸くかつてのインカ帝国の首都クスコに到着。その間、一緒に旅をしていた友人がリマで誘拐されそうになったり、ナスカで食あたりで死にそうになったり、アレキパで寄生虫に ...

100㌔走の事を誰かに話すと「何でそんな辛いことするの?」から始まり、「途中、トイレどうするの?」とか、「ずーと走ってるの?」とか、「お腹すかないの?」等かなり無邪気な質問を良く受けます。長い距離を走るためには、トレーニング方法や、体調管理やら、トイレよりも ...

イチゴ畑でのスプリントと呼ばれる初心者でも気軽に挑戦できるトライアスロンを何とか完走し、調子に乗った私は、スイム1500m+バイク40km+ラン10kmのオリンピック、またはインターナショナル・ディスタンスと呼ばれるレースを探し始めた。(イチゴ畑のデビュ ...

スタート地点では寒さと共にかなり気になったの雨も、今では霧雨程度でまったく気にならない。レインジャケットを脱ぎ、少し肌寒いが体温上昇は抑えられ快適だ。緩い坂を上りきると、漸く11マイル(18km)地点のサインが見えてきた。ここまでマイル7分45秒のペース ...

アメリカの国立公園に行くと、かなり頻繁に大型の動物に遭遇します。バンビの様な小鹿の類は、道路わきで草を食んでいるところを、いつでもどこでも見かけます。イエローストーンで有名な、ロードブロックと呼ばれる、バッファローによる交通渋滞にほんブログ村  近くで見 ...

グランドサークルといえば、アメリカ西部のユタ州とアリゾナ州周辺に広がるコロラド・プラトー上に点在する大自然の総称。グランドキャニオンやモニュメントバレーを代表とする渓谷や奇岩が作り出す驚異の自然の集積地。一度は訪れてみたい絶景の連続。今回は、そのグランド ...

多くの人には、そんなに大変な思いをして走って何が面白いの?と、とても理解できない世界ですが、世の中には多くのウルトラ・マラソンと呼ばれる大会があります。42kmを越える距離を走るものは全て、ウルトラ・マラソンと一括りに呼ばれますが、50kmから始まり、多 ...

もう随分前の話なりますが、今回はトライアスロンを始めたときの話です。 初めてのフルマラソンである、ロサンゼルス・マラソンを完走したら、なんだか、何でもできる気分になって、次はトライアスロンでも挑戦してみようかなぁとなった。理由は、単純に「トライアスリート」 ...

ヨセミテと言えば、グランドキャニオンと並んで、西海岸から行かれる非常に人気のある国立公園。サンフランシスコ、ロサンゼルスの両都市からのアクセスの良さも、その人気の秘密のひとつ。多くの観光客が行くヨセミテバーレーは、四方にそそり立つ淡い灰色をした花崗岩の壁 ...

首をながーくして待っていた2019年ボストン・マラソンへのエントリーの結果が、一昨日漸くメールにて届きました。着信があってから数分間待って、気持ちを落ち着かせてから空けた結果は・・・にほんブログ村 (ボストンマラソンへの申し込み方法はこちら)http://nick ...

今回は120年以上の長が〜い歴史を持つボストンマラソンについて。始めに、念願のボストン・マラソン出場権を獲得されたランナーの方々、おめでとうございます。 写真:www.wbur.org/newsよりフルマラソンをそこそこのタイムで走り、ランナー仲間が増えてくると、アメリカで ...

何年か前から、いろんな絶景ポイントでジャンプ写真を撮ってます。随分コレクションが充実してきたので、少しづつ紹介していきたいと思います。かなり能天気で危ない思いもしてますが、結構マジでやってます。目下の目標はキリマンジャロに登頂、アフリカ最高峰にてジャンプ ...

サボテンが群生するアリゾナの砂漠で15時間以上、冷たい雨に打たれ・・・。今回は哀愁漂う演歌のタイトルのような「雨のアリゾナ」。ブラック・キャニオン・100㌔・ウルトラのお話を少し。私が何か初めての挑戦をするときには、まさかの雨に見舞われるのが決まり事ととな ...

写真:Conqur Endurance Groupより2021年3月21日(日)に開催されるロサンゼルス・マラソンの申し込みがオープンとなりました。同マラソンのオフィシャルサイトには、英語、スペイン語、中国語と合わせて日本語ページもあり、日本人ならびに日本からの参加者が多いことが良く分 ...

昨年6月に続いて、2年連続での夏のグランドキャニオン。今回は家内と二人での谷底でのキャンプを含む一泊二日のトレッキング。前回の谷底キャンプは6年前。当時13歳の娘と10歳の息子、そしてメキシコから夏休みを利用して遊びに来ていた姪っ子の5人。6月の灼熱の太陽の下を延 ...

先週末にグランドキャニオンの谷底までのトレッキングとキャンプをしてきました。谷底キャンプはこれで3回目。昨年は、リム・テゥー・リム(Rim to Rim)と呼ばれる、グランドキャニオン横断トレランをしました。まずは、トライアスロン・ルミナのウェッブマガジンに掲載され ...

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